マクドナルドの新たな戦略

日本マクドナルドの現社長サラ・カサノバ氏は15日、大都市の一部でテストを行っていた「宅配事業」を全国に広げていく方針を示したと、ニュースサイトで報じられていました。

最近業績があまりよくないマクドナルドは、現状を打破するべく頭打ちの外食市場から成長が続く「中食」市場に打って出て、業績回復につなげたい考えがあるそうです。

またカサノバ氏は「日本の外食業界は市場全体が伸びていないなかで、競争がかなり激しくなっている」と述べ、さらに宅配や持ち帰りなどの中食市場は伸びていると分析していることから「お客が店に来られないなら、我々がマクドナルドを家庭に届けていく」と、これからの方針を示す発言をしています。

しかし正直言えば、格安のファーストフード店として広く認知されてしまったマクドナルドが、今更少し値段が高い「中食市場」に入り込むことができるのか疑問です。

同じファーストフードで「中食市場」といえば、モスバーガーなどがありますが、そちらは長年「中食市場」で頑張ってきたこともあり、今はそこそこ業績が良いようです。

またピザなどの「宅配事業の中食市場」は、最近ではドミノ・ピザが「初音ミク」や「進撃の巨人」などの人気キャラクターや漫画などとコラボし、見事売り上げに成功していますが、それはマクドナルドも既に前々から「ハッピーセット」などでやっています。

ですがドミノ・ピザとマクドナルド違いは、そのコラボ企画に取り組む「こだわり」が圧倒的に違い、マクドナルドようにおもちゃだけをつけるだけではなく、ドミノ・ピザはコラボ作品のファンが喜んでもらうために、オリジナルの歌や容器のデザインに配達のバイクのデザインまで、あらゆる面をコラボ色に染めていました。

現在成功している「中食市場」の企業は、どれも「お客の心を掴む努力を惜しまない戦略」をしています。
ですからこれからマクドナルドが「中食市場」で成功するのに必要なことは、先に成功した企業のような「本気のこだわり」を、お客へ見せることができるかどうかだと思います。

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